逆流性食道炎の原因と症状TOP > 逆流性食道炎 > 逆流性食道炎とストレスの関係?

ストレスについて

逆流性食道炎の患者さんは、近年増加しているようです。

逆流性食道炎は、もともと働き盛りのサラリーマンの男性に多いと言われていましたが、最近は男女関係なく若い人にも増えてきているといわれています。

逆流性食道炎の原因はたくさんあり人により原因や理由には違いがあるのですが、
日本人の患者が増えてきた要因の代表的なものに

・欧米化した食事内容
・ストレス社会


この2つがあります。

逆流性食道炎は胃酸が逆流してしまう病気で、胃酸過多がその大きな要因です。

当然のこと食事内容が大きく関わってきます。

また、その他の成人病と同様にストレスも無関係ではないのです。

ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、胃酸の分泌にも変化が生じます。

働き盛りのサラリーマンにこの病気が多かったのも、
ストレスが大きく関係していたのでしょう。

ストレスは自律神経のバランスを崩すだけではありません。

ストレスを発散するために、夜遅くまで飲酒をしたり、喫煙量が増えたりする傾向が強まることが知られています。

お酒を飲まない方は、甘い物を食べるなど過食に走るケースもあるでしょう。

このような暴飲暴食や喫煙などが、逆流性食道炎を悪化させる原因となります。

つまり、

ストレスを溜めこんでしまうのはもちろん良くないのですが、
発散方法によっては、ますます症状を酷くさせてしまう危険があるということです。

忙しい社会人は、どうしても悪い発散方法を選びがちですから注意が必要ですね。