妊娠中は耳鳴りが起こりやすいの？

妊娠と耳鳴りは一見関係が無さそうですが、実は関係があります。

意外かもしれませんが、妊娠中に耳鳴りを経験する人は多いです。

では、どうして妊娠中は耳鳴りがするようになるのか？

これは血行不良（血液の循環が良くないことをいいます）が大きく影響しています。

妊娠すると体重が重くなったり、貧血になったりするので血液の流れが悪くなるのです。

この血液の流れの悪さが耳鳴りを引き起こします。

そして、妊娠中の耳鳴りは高音ではなく低音というのが特徴です。

低音の耳鳴りを感じるのだったら中耳周辺の血行不良が原因になるのです。

むしろ高音の耳鳴りを感じる場合は内耳の血行や脳の血行が影響していると考えられます。

また、妊娠すると耳鳴りだけではなく、難聴に似た症状も現れることも多いです。

ですが、妊娠中の耳鳴りは出産を終えると治ることが多いので安心してください。

ただし、人によっては出産をしても耳鳴りが続いてしまうこともあるため、
そういった場合は医師に相談するようにしましょう。