痔の症状と種類について!



まずは痔の症状についてですが、痔になると肛門や肛門周辺に様々な症状がでます。

痔の症状で一番多いのが排便時の痛みです。

これは、排便をする度に痛みを伴うので、トイレに行くのが苦痛になります。

酷くなると何もしていなくても肛門に痛みを感じるようになるので、悪化させないように注意しないといけません。

排便時に出血するのは、痔の代表的な症状で、肛門が切れてしまうと出血を伴います。

ただ、痛みはなく、出血だけという場合のもあります。

また、痔核が肛門から脱出することも珍しくありません。

最初の頃は脱出しても指で戻すことができます、ですが、症状が悪化すると押しても戻らなくなります。

さらに、肛門にばい菌が入り、炎症を起こし化膿する事もあるでしょう。

この場合、膿が肛門に溜まることで、痛みを感じたり、下着を汚してしまうことがあります。

腫れが酷いと発熱を伴う場合もあるので、早めに治療を始めなければいけません。

このように痔には色々な症状があります。

もし、肛門や肛門周辺に異変を感じた場合は、行きにくいとは思いますが病院で診てもらいましょう。


痔の種類


痔の種類にはいくつかあるのをご存じだと思います。

これは、痔の患部の場所や症状で異なります。

・切れ痔とは?

切れ痔とは、肛門周辺の皮膚が切れてしまい、出血する状態を言います。

便秘のため、便が固くなったり大量に排出された時に肛門周辺の皮膚が切れてしまうことが多く出血があります。

・いぼ痔とは?

いぼ痔とは、肛門周辺の血管がコブのように塊になってしまう症状を言います。

特徴としては、

・いぼが破裂すると出血
・切れ痔とは違い出血の量が多い


いぼの中は、

「膿が溜まっている」

と勘違いをしている方もいるため、膿が出るのをいぼ痔だと間違える方もいるようです。

奥の直腸の方にできるのが「内痔核」

肛門に近い外の方でできるのが「外痔核」と区別されています。

・あな痔(痔瘻)とは?

あまり聞きませんが、あな痔(痔瘻)とは直腸と肛門の境目辺りが細菌に感染して、膿がたまる痔の症状を言います。

この場合、化膿部分破裂し膿が出てしまうと・・・

基本的に手術しなければ完治しないと言われる種類の痔です。

本当なら病院に行って正確な診断をしてもらう事が一番良いですが、診察時に患部を見せなくてはならない為、恥ずかしくてなかなか通院できないと言いう方が多いのではないでしょうか。

このため

病院には行かず、市販の薬で治すという方法を取ると思いますが痔の種類によって薬も違います。

まずは、自分の痔がどの種類であるのかを知る必要がありますね。