大腸ポリープ 治療法？

大腸ポリープの治療法

一般的には、大腸ポリープの治療法とは切除する事が多いようです。

これは、大腸ポリープに多く見られる線種は癌が発生する可能性が高いため。

しかし、

全てのポリープが切除となるわけではないようです。

内視鏡での診断の結果が、経過観察となるケースも少なくありません。

ポリープの切除

もしも、ポリープを切除する事になった場合？

現在ではほとんどが内視鏡で行います。
高周波電流を使い、ポリープを焼き切る方法を採用しています。

切除方法もポリープの形や大きさによって

・ホットバイオプシー
短時間で切除出来る治療法で、小さなポリープがたくさんある場合

・スネアポリペクトミー
茎を持つような形をしたポリープの場合

・内視鏡的粘膜切除術（ＥＭＲ）
平坦な形をしたポリープや、やや大きめのポリープなどの場合

このように分けられています。

肛門から内視鏡を大腸内に挿入して行う治療法です。


内視鏡的粘膜切除術は、現在では最も主流となっている治療法で、
今までは難しかった様々な形をしたポリープも安全に切除することが出来ます。

また、

・大腸の粘膜の下層にまで達しているがん
・ポリープが巨大過ぎて内視鏡的切除が技術的に難しい

このような場合には、外科的手術方法が必要になることがあります。

切除したポリープの端を病理組織学的診断によって調べ、
良性と診断された場合に大腸ポリープの治療は終了するのです。