痔の症状と種類〜改善方法とは!TOP > 痔の治療法 > 痔の治療 注射療法とは?
痔の治療法・注射療法について
痔の注射療法
痔を注射療法で治療することも可能です。
しかし、この方法は痔核やいぼ痔などに使われるもので、
切れ痔や痔ろうの治療には適応しません。
注射療法とは
患部に刺激性のある硬化剤を注射し、
患部を硬化・縮小させ、出血を止める方法で比較的古くからあります。
痛みを感じない粘膜部分に直接針を刺します。
そのため、麻酔の必要がなく痛みもありません。
なので、簡単に受けられる治療法なのです。
ですが、
注射療法は
「数年で再発してしまうというリスクが高い」
というデメリットがあります。
出血を止める効果は高いと言われていますが、
痔核その物を消滅させる効果は非常に低いと言われています。
注意したい事
注射療法で一度良くなったと思い座ったままの姿勢を長時間続け、
肛門に負担をかけていると血管が押しつぶされうっ血してしまい痔が再発します。
再発を繰り返すと、以前の注射をした箇所が硬くなってしまうことがあります。
そのため、
注射の効果もだんだん薄れていき、効果が見られなくなります。
なので、
・生活習慣の見直し
・自己管理
などを1年程かけて続けていくことが肝心です。
長い目で見ると一時的なその場しのぎの治療法になってしまうので、
保存療法を行い、悪化させないように努力する必要があります。
また、
注射療法に似た治療法で「腐食療法」というのがあります。
腐食療法とは?
患部を壊死させる方法で、注射療法よりもさらに刺激の強い薬品を注射します。