子供の痔とは？

子供でも痔になる！

痔というのは、大人だけがなる病気だと思っている方も多いと思います。

しかし、子供でも痔になることがあります。


赤ちゃんや幼児の場合

大人とは違い、

・肛門の大きさが小さい
・裂けやすい

そのために、便が硬かったり大きめの便になると
肛門の粘膜が切れて出血することがあります。

この状態になると痛くなるので、排便を我慢してしまう事が多くなります。

我慢する事により、便がさらに硬くなり悪循環になってしまいます。

もしも、子供が痔になった時はどのような対策をとれば良いのでしょうか。

食生活で改善！

まずは、食生活を見直すことです。

病院に行けば、飲み薬や塗り薬を処方してもらえますが、
食生活を変えないと、便の硬さなどはなかなか改善されないでしょう。

子供は好き嫌いが激しいため、食事の偏りがも見られます。

便秘を改善させるためには、食物繊維を多く摂るようにさせたいですが
思うようにはなかなか食べてくれません。

ですので、食べやすいヨーグルトやバナナ、野菜ジュースなどで
食物繊維などを摂らせ便がなるべく柔らかくなるようにしてあげると良いですね。

食生活以外での原因

赤ちゃんの場合は、おむつが原因になってしまう事があります。

症状としては

・膿が出る
・患部が赤く腫れる

などが見られます。

特に、生後から1才頃の男の子に多いので
症状が出たときには病院に行き治療してもらいましょう。

自宅に戻ってからは

・おむつを頻繁に交換
・消毒液などを使って清潔に保つ

など気をつけましょう。

一度切れた痔は、
同じ症状を繰り返しなることがあるので、根気よく治療しましょう。